食物繊維は「第6の栄養素」
皆さん、こんにちは。
なんだか、梅雨に逆戻り❗❓💦今週はずっと天気が悪いみたいですが、楽しい一週間にしたいですね😁
さて、本日からは、食物繊維について何回かに分けてお話していこうと思います。
食物繊維、と聞くと「便秘の人向け」と思われる方も多いと思いますが、実は、それ以外にも私たちのカラダの中で大切な役割を果たしています。
[食物繊維とは?]
食物繊維とは、食べ物に含まれる、私たち人間の消化酵素によって消化することのできない栄養成分を指しています。
そして、食物繊維には様々な種類がありますが、大きく分けると水に溶けない”不溶性食物繊維”と、水に溶ける”水溶性食物繊維”の2つに分けられています。そして、これらの理想摂取比率は不溶性食物繊維2に対し、水溶性食物繊維1と言われています。
食物繊維の1日あたりの摂取目安量は、18歳から64歳の男性で21g以上、女性で18g以上です。※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より。
現代は、食生活の影響によって、昔に比べて、食物繊維が足りていない方が多いため、積極的に摂り入れることをオススメします。
[不溶性食物繊維と水溶性食物繊維]
食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があるとお伝えしましたが、これら2つにはそれぞれ違った役割があるため、2種類をバランスよく摂取する必要があります。
不溶性食物繊維は、便のかさ(量)を増やし、腸内運動を活発にさせ、便通を促してくれます。一方、水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やしてくれたり、食後の血糖値上昇を抑制してくれます。
[第6の栄養素]
私たちの生命活動を維持するために必須とされている栄養素、それが、5大栄養素と呼ばれる、炭水化物/たんぱく質/脂質/ビタミン/無機質です。そして、この食物繊維は以下にお伝えするカラダにとってとても大切な役割を持つことから、第6の栄養素とも呼ばれているほど、カラダに必要な栄養素なのです。
[食物繊維の役割]
冒頭でもお伝えしましたが、食物繊維というと、やはり腸ですよね。食物繊維は他の栄養素と違い、消化管で消化されずに小腸を通り、大腸に達します。そして、便のかさを増やし、大腸を刺激し、排便を促してくれます。また、以前乳酸菌のブログでもお伝えした、善玉菌のエサとしての役割も食物繊維が担っています。善玉菌を直接摂取し、と同時に、食物繊維を摂取することで効率的に善玉菌を増やすことができ、腸内環境を整えてくれます。
そして、食物繊維には、腸内環境の改善以外にも役割がありますが、それについては、また次回のブログでお話できればと思います。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました😊
それでは、またお逢いしましょう!