暑い夏の食中毒に要注意!
みなさん、こんにちは。
毎日あつ〜い日が続きますね💦しまいには台風まで💦皆さんもどうぞお気をつけください!
さて、本日は、いつもとはちょっと違った内容のブログです。
これからの暑い夏に向けて、食中毒について。
梅雨時期に続き、7月~9月も湿度や気温がとにかく高い!
そうすると、細菌が増えやすく、細菌性の食中毒の発生件数が増加する傾向にあるとのこと。
[食中毒とは?]
食肉に付着しやすい「腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)」や「カンピロバクター」、食肉の他、卵にも付着するとされている「サルモネラ」による食中毒の発生件数が目立つのもこの時期だそう。
私は幸いにも今までに食中毒になったことが無いですが、皆さんはいかがですか。
食中毒の症状は主に腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などですが、食中毒とは気付かず、放置したことで、重症化して、最悪、死亡したりする例もあるとのことですので、軽く見てはいけないですね。
[食中毒を防ぐには?]
まずは食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付着させないよう、こまめに手を洗うことが大切。コロナ禍によって手を洗ったり、消毒する習慣が以前よりも当たり前になっているので、これについてはそれほど注意せずとも実行できそうですね。
また、お料理の際は包丁やまな板など、肉や魚などを扱った調理器具は使用する度に、しっかりと洗剤で洗い、できるだけ殺菌することも大切です。最近では、まな板用の洗剤も出ていますので、夏だけでもそういったものを使用して、食中毒を防ぐ努力が必要かもしれません。
そして、肉や魚から出てくる汁が他の食品に付着しないよう、保存や調理時に注意が必要です。細菌の多くは10℃以下で増殖のペースがゆっくりとなり、マイナス15℃以下で増殖が停止します。よって、肉や魚、野菜などの生鮮食品は購入後、すみやかに冷蔵庫に入れることをオススメします。
[冷蔵庫の上手な使い方]
ご存知の方も多いと思いますが、冷蔵庫内の温度上昇を防ぐため、冷蔵庫のドアを頻繁に開けることや食品の詰め込み過ぎは要注意です。
そして、肉や魚は冷蔵庫のチルド室がある場合はそちらに入れましょう。
チルド室には扉がついているため、冷蔵庫の開け閉め時に起こる温度の変化を防いで一定の温度を保ってくれます。
また、冷凍した食品は自然解凍を避け、使う分だけを冷蔵庫や電子レンジで解凍する方法をオススメします。冷凍する際に小分けにして冷凍すると、解凍時も簡単です。
[調理前の注意点]
料理をする際に、お肉やお魚を調理前に洗ってしまう方も多いと思いますが、実は、細菌が飛び散る可能性が高く洗わずに調理することが良いみたいです。
ただし、ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するとのことですので、しっかり加熱して食べましょう。
また、肉や魚、卵などを扱った調理器具は、先程のまな板と同様にしっかりと使用後のケアが必要ですので、洗って熱湯をかける、もしくは、台所用殺菌剤を使って殺菌しましょう。
[最後に]
今は物価も高騰ししていて、ついついもったいないと、古いものもなかなかさよならできませんが、あまりに時間が経ちすぎた食品や、怪しいかな…と思う食品は捨てる勇気も大切です。
食中毒症状の多くは、細菌・ウイルスが体内に入った1~2日後に起こると言われていますが、細菌の種類によって食後30分程度で起こったり、逆に1週間程度経ってから起こる場合もあります。
嘔吐や下痢など、食中毒と思われる症状が見られたら早めに受診しましょう。
なお、わさびやショウガ、ミョウガといった薬味野菜の辛味成分や、ネギやニンニク、タマネギに含まれる硫化アリルには殺菌作用があり、また、梅干しや食用酢も高い防腐・殺菌作用を持つため、料理に意識的に摂り入れてみると良いかもしれません。
そして、食中毒の予防には、食品の取り扱いはもちろんですが、自分自身のカラダを強くすることも大切です。そのために、食物繊維を多く含むキノコ類や豆類、海藻類のほか、乳酸菌が豊富なヨーグルトや納豆などで、腸内環境を整え免疫力をあげ、腸内細菌のバランスを保つことで、細菌やウイルスから体を守る免疫細胞の活動が高めましょう!
その他、豚肉などに含まれるビタミンB群は、免疫力や抵抗力アップをサポートしてくれますよ。
暑い夏が始まりましたが、まだまだ湿気が多い時期なので食材等の管理には十分に気を付けて夏を楽しみましょう😊
本日も最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!