プラセンタ
[プラセンタとは]
プラセンタは日本語で胎盤という意味で、そこから抽出される成分がプラセンタエキスです。この胎盤は、胎生動物の母体と胎児をつなぐ大切な働きがあり、胎児の生命を守るアミノ酸やミネラル・ビタミン、酵素をたっぷり含んでいます。医薬品や健康食品、化粧品にも幅広く配合されていますが、BSE(牛海綿状脳症)の問題により、2001年3月に牛などの胎盤を使用することが禁止されました。医薬品では、ヒトの胎盤を使用しますが、健康食品や化粧品に配合されているの豚の胎盤が多いです。タンパク質やビタミン、ミネラルなど多種類の物質を含み、美しさをもたらし、疲れを取る働きがあります。
また、牛や豚の動物性プラセンタに対して、アセロラや大豆、ライ麦、トウモロコシなど、植物性プラセンタと呼ばれているものもあります。
[胎盤(プラセンタ)とは]
哺乳類は、卵子と精子が出会い、受精卵となり子宮壁に着床し、そこからもの凄いスピードで成長し、数十兆という多数の細胞にまでなって赤ちゃんの体が形成されて産まれてきます。この子宮壁に着床した受精卵。ここで赤ちゃんと胎盤は臍の緒で結ばれているのです。赤ちゃんが成長を行う上で、母体から、栄養や酸素などを赤ちゃんに送る役目があり、胎盤は、赤ちゃんが元気に産まれてくるのに欠かせないものなのです。
人間以外の動物で、出産直後に自分の胎盤を食べてしまうお母さんがいます。
これは、一説には胎盤を食べることで出産のにおいを消して、外敵から身を守るためともいわれますが、より有力な説として、栄養豊富な胎盤を食べることによって、産後の体力回復に役立てているとの説もあります。
[プラセンタに含まれる豊富な栄養素]
プラセンタには、赤ちゃんが元気に産まれてくるように、つまり人間に必要なタンパク質、脂質、糖質の3大栄養素をはじめ、ミネラル、ビタミン、酵素、核酸など多彩な栄養素を成分としています。
<含まれる栄養素>
アミノ酸、タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル、核酸、活性ペプチド、脂質・脂肪酸、ムコ多糖体、酵素など。
[植物性プラセンタとは?]
動物性プラセンタ以外に、植物性プラセンタがありますが、そもそも植物には胎盤はありません。
植物にとって、哺乳動物の胎盤のような働きをするものとして「胎座」というものがあり、植物の栄養分となっています。
植物の胎座も胎盤と同様英語でプラセンタと呼ばれています。
植物の胎座から抽出される 植物性プラセンタ には、動物のプラセンタと同じようにアミノ酸やビタミン、ミネラル類が豊富に含まれています。
しかし、動物性プラセンタに存在する成長因子までは植物性プラセンタには含まれていませんので、植物性プラセンタは美肌、美白効果は期待できますが、動物性プラセンタ特有の細胞活性効果(シミ、シワ、毛穴等、アンチエイジング効果)は期待できません。
[プラセンタの摂取法]
プラセンタを配合した美容と健康のための食品として、錠剤やドリンクなど多くの製品があります。
また、プラセンタ注射などもあります。
[摂取の注意点]
プラセンタ注射や経口摂取により、稀にアトピー性皮膚炎、薬剤性肝機能障害、過敏症などを起こすことがあるようです。プラセンタ注射などを行う際は、医師にご相談の上適切な方法にて行って下さい。
[プラセンタを含むサプリメント]
現在、プラセンタを含むサプリメントのお取り扱いはございませんが、美容をサポートするサプリメントをご用意しております。