乳酸菌(善玉菌)と腸内環境
みなさん、こんにちは😊
今週もあっという間の金曜日。週末に向けて頑張りましょう!
さて、以前のブログで、乳酸菌は、
”私たちの身体の中でとっても良い働きをしてくれる菌の総称”
そして、腸内では、常に善玉菌と悪玉菌が勢力争いを行なっていて、勢力の強い方に日和見菌が味方するため、
”腸内の善玉菌を増やすことが大切”
とお伝えしました。
ということで、本日は、
「乳酸菌(=善玉菌)が身体にとってどんな良い働きをしてくれるのか」
「腸内環境を整えることがいかに大切か」
についてお伝えできればと思います!
1、お腹の調子を整えてくれます。
いわゆる”整腸作用”というものですね。わかりやすいところでいくと、便秘や下痢などお腹のうれしくない症状の改善です。こちらの働きは、皆さんもよくご存知かと思います。
2、からだのバリア力=免疫力を高くしてくれます。
免疫細胞の約70%が腸にあります。そうです、その免疫細胞が多く存在する腸を健康に保つことで、免疫力もアップしてくれるのです。私たちは普段、お腹の中を見ることはできませんが、腸内の善玉菌を増やすことは、便通以外にもとても大切な意味を持っているのです。
3、幸せホルモン=セロトニンを増やしてくれます。
最近、以前にも増して耳にするようになったセロトニン。幸福感や安心感、また、物事をやりきるやる気などをもたらすとされる神経伝達物質です。このセロトニンは、およそ90%が腸に存在しているんです。よって、腸内環境が整っていないと、ストレスを感じたり、やる気が出なかったり、疲れやすくなり、また、精神的にもキツく、不安感が増したりしてしまうのです。免疫力もそうですが、まさか、幸せホルモンと腸が関わっているなんて、驚きですね。
4、睡眠ホルモン=メラトニンも増やしてくれます。
こちらもコロナになってから良く聞かれるようになったメラトニン。眠りを促す睡眠ホルモンであるメラトニンの生成には必須アミノ酸の1つである”トリプルファン”という栄養素が必要となります。このトリプルファンは、腸内細菌が、からだに取り込まれたタンパク質を分解/合成することで作られるのです。よって、整った腸内環境でしっかりとトリプルファンを作り出すことで、睡眠ホルモンであるメラトニンも盛んに作ることができ、ぐっすり眠ることができるのです。
5、美肌やアレルギー改善にも必要な腸内環境の整備
腸内環境の整備がされていない(=悪玉菌優勢)と、お肌の大敵、吹き出物やお肌が荒れやすくなり、お化粧のノリも悪くなってしまいます。最近、年齢よりも上に見られる、と感じている方、外からのケアも大切ですが、中から、お腹のケアも是非お試しを。また、花粉症やアレルギー性皮膚炎などの改善にも腸内環境を整えることはとても大切と言われています。
いかがでしたでしょうか😊
ご存知だったこともあれば、初めて耳にされたこともあったかもしれません。なお、今回の乳酸菌の大切さ、腸内環境を整える大切さは、代表的なものの一部ですので、またどこかの機会でもプラスαでご紹介できればと思います!
それでは、また次回も乳酸菌、腸内環境についてお伝えさせて頂きます。
皆様、素敵な週末を😊